![]() 明治神宮・菖蒲園にて
一日一首を義務づけて 私がんてつの身の周りに起こったこと、ALSとの格闘?の模様、 季節の移ろい、世の中の出来事までをも、三十一文字に纏めて、 日記のつもりで短歌らしきものにしています、どうぞ、ご笑読下さい。 岩波書店より 「生きる力」(840円) として、出版しました。 購って下さい、読んで下さい、印税は全額ALS協会へ寄付されます。 ・・07年版は「短歌のページ」へ収納しました・・ 鈴虫はおびただしきほどに生まれきて小さき宇宙に蠢く蠢く と言っても去年ほどではありませんが、蠢いています。 そう、蠢くという語がピッタリ嵌るほどの数が、見る人によっては 「気持ちわりい〜!」と云わしめる状況です。勿論全部が成虫になるはずも無く、 自然淘汰の網をクリアできた者だけが、この世の春を 謳歌して子孫を遺せる仕組みのようですが) 08年7月3日(木) 夏雲が視界の底に輝きて梅雨の晴れ間を仰ぎ見てをり 見ると南に在る校舎の上に入道雲がひと塊鎮座まします。スワッ!梅雨明けか! は早合点で、見る見るうちに梅雨雲に被われてしまいました) 08年7月2日(水) 「研修」と看護学生訪(おとな)ひ来 吾の<ALS>を繁々と視る 「居宅看護」の「研修」と称して同行してきます。殆どの学生さんがALSの患者を 視るのは初めて、と言う事ばかりではないんでしょうが、先輩看護師さんの仕事の 様子を、何を訊くでもなく、メモを取るでもなく、ただひたすらに視ていきます。 3年生ですので、あと1年ちょっとで晴れて看護士さんの誕生となる段取りですが、 別れ際に私は、「それまで頑張ってるから、看護士さんになったら私を看にきてくださいよ!」 と声をかけてますが、ハイッ!と返ってきたことは、当たり前でしょうがありません) 08年7月1日(火) 青空が恋しい梅雨の宵にゐて星の瞬く空を仰ぎぬ 言えるほどには晴れてはいませんが、若しこれが日中だったらと、19日以降24日を除いて ほぼ日照ゼロの日が続いていただけに、眼の奥に青空を想い浮かべたものでした) 08年6月30日(月) 引きずりしものを振り向きその余り多きに脅え気さへ萎えたり 08年6月29日(日) 桜桃は四角四面に並びゐてルビーにまけじとお高価(たか)く輝りぬ 口にすることを拒むかさくらんぼ勇気が要ります美しすぎて 店頭に並ぶサクランボは、まるで宝石のように輝いて、見る者の目をも楽しま せてくれています。勿論!お味の方も超一級で、万人が認めるところですね) 08年6月28日(土) 一つ増え二つ増えしていま十錠くすりにすがる我れの寧日 お蔭さんで安穏とした日々が送れてると考えると、薬様々ですが) 08年6月27日(金) 胸中の思ひのたけを誰(た)に吐かん貝になりたる妻を前にし 08年6月26日(木) 戦死などどこ吹く風の若者が人を殺める日本の平和 このような形でしか発散させられない若者の出現が、何を物語ってるのかは 私ごとき者に解かろうはずがありませんが、選ばれた者のみが、将来に「夢」を 持つ事を許される社会であってはならないことは、万人が認めるところだと思います) 08年6月25日(水) 3一へ飛車を成り込み開(あ)き王手独り将棋は楽しからずや 指定された手数より早くに詰め上がってしまうものがあったりします。この歌の 場合が当にそれで、3三にいた飛車が3一へ移動することで、4四にいる角の道 が開き両王手となってジ・エンド、それも雪隠詰めという勝つ形としては最高に愉 快なものが目につきますが、9手目と11手詰めに対して2手を余していますので 不正解!、残念ながらやり直しです。もっとも、11手詰めなどの高度のものは 殆どがお手上げですので、せめて初手をどう指すか、に正解を見出そうと苦しんで?います) 08年6月24日(火) 爽やかに吹きゆく風がリビングの朝刊めくり粉薬(ふんやく)散らす 日中は30度近くまで気温が上昇したようですが不思議なほど暑さを感じない一日でした) 08年6月23日(月) ため息と共に帰りし女房は買い物メモを見付けへたりぬ 忘れない為にを忘れし女房はおっちょこちょいを忘れて笑ふ 決して健忘症などに罹っているわけではありません) (健忘症・記憶力が悪くなり、忘れっぽいこと) (記憶力は、その時々の身体の調子にも左右され、疲れたり、寝不足時などにも減退する) 08年6月22日(日) しとど降る雨の支配す梅雨にあり日がな一日短歌(うた)など詠みぬ 08年6月21日(土) 田起こしを成すがに大地震(おおない)田も畑も道に山さへ猛るがままに 猛りたる大蛇(おろち)のたうつ山間にレスキューヘリコの小さき影飛ぶ 神ならばジグソーパズルを組み上げる如くに復旧成したきものよ 被害が、新緑鮮やかな山間部に集中していて、流れを堰き止めるほどの 大規模な山崩れの様子などが傷ましいかぎりです。 被災地の皆々様には衷心よりお見舞い申し上げます。 それにしても、最近の自然災害はヒステリックですね、人の手など自然に対しては無力です) 08年6月20日(金) 緑陰に歩を止め佇み木漏れ日のゆれに委ねる病む身を心を 08年6月19日(木) この怒り何処にぶつけん微動だになさざる<法>を二年もかこつ 福祉課へ陳情した事を歌に詠みましたが、この度、「駄目」との返答がありました。 若しや?と、いちるの希を持って待っていましたのでガッカリ!ですが、 こうなったからには、女房に倒れるまで頑張って貰うしかありません) (かこつ=嘆いて言う・不平を言う) 08年6月18日(水) 特別と謳ひし封書は社保庁の不始末明かすビックリ箱か 特別と謳ひし封書は社保庁の不始末糺(ただ)す印籠なるや 年金を糧とし暮らす身であれば若しやと探す抜け落ちしもの 自分たちの不始末を、加入者に確認させようというんですから、普通に考えると恥ずかしい 話でしょうが、臆面も無く「もれ」や「間違い」があるかもしれません。ですから呆れます。 私の場合は、加入月数より納入月数が少なく表示してありますので、確認の為と電話 をしてみましたが一向に繋がりませんのでもう少し様子をみてからと考えています) 08年6月17日(火) この脚が憎い!と妻は泣きっ面椅子に躓く己(おの)を忘れて 在るのを承知で躓くお前さんが悪いのか?。 永遠のテーマですが、つまづかれた方の椅子の意見も訊いてみたいものです) 08年6月16日(月) 地下鉄の窓に映れる吾の顔に裁判帰りの疲れの顕は (理不尽な要求を、提訴という形でしてきましたので、已む無く受けた訳ですが、 裁判所の何ともまだるっこい事ったら呆れるばかりです。準備書面に陳述書、 それに対する答弁書を何度も何度も出させて裁判は一向に進展しません。 私が提出してる証拠書類については問題は無いし万全だと弁護士が保証しますが、 原告が自分の主張する事を立証出来ないことがこのようなダラダラ状態を招いて いると言えそうです。これ以前に、労働基準監督署へ彼が訴えるも不問に付された 事案だけに、実に不可解です。正直疲れました、でも敗ける訳にいきません) 08年6月15日(日) 父の日に父と呼ばれて父想ふ五歳の頃に身罷りし父を 38才で亡くなりましたので、それ以降の父は想像の世界に遊ぶのみですが) 08年6月14日(土) ベビーカーの幼の瞳に見守られ電車を降りる車椅子ごと 乗る時は勿論降りる時も車内を向いて後ろ下がりですので、 こちらを見る怪訝そうな瞳に思わず笑みを返したりしています) 08年6月13日(金) この気持ち如何とせんやイライラを治める術なくイライラ募る 一日中続いて、まるであしたの晴れを約束したように暮れました。 私にも、何時の日にか、スカッ!と晴れる日がくるんでしょうか?) 08年6月12日(木) 抑止をかはたまた監視か悩ましき<防犯カメラ>に議論百出 反対派も加えて議論するんですが纏まりません。そもそも防犯カメラとは何ぞや!ですが) それでも事件が時々起きているのはどうしてでしょうね?) <防犯目的>を優先してダミーでも充分と考えています) 08年6月11日(水) そぞろ降る雨に飽き飽き梅雨たける鬱陶しき日に加湿器仕舞う 迎えたことでやっと終えました。これで、乾季となる初冬までのお休みですが、 喉の調子が悪く、今では生活してゆく為の必需品となってしまいました) 08年6月10日(火) 買い換えたほうがと修理を拒否されしビデオを視てる耳を澄まして ビデオを再生すると、音声が小さく、音楽にいたってはボヨヨ〜ンボヨヨ〜ンとまとも には聴こえなくなってしまいました。デジタルへの移行にはまだ3年もあります、 如何したものかと思案投げ首中ですが、ビデオのハードを遺しておかないとベータが 消滅した時のように録り溜めた物を再生出来なくなってしまいますので厄介です) 08年6月9日(月) 雷鳴の轟く街は篠をつく雨にけむりてイナビカリに浮く ひとしきり激しい雨を伴って夕暮れを演出しました。止み間なく光る稲妻が雨に煙る 街を浮き立たせて幻想的でさえありましたが、どうやら今年の梅雨は、 真面目にその責務を果たそうとしているようですね) 08年6月8日(日) 陽が差さず雨もかからず人の手も届かぬ庇にアシナガバチの巣 それも去年と同じ2つで、共に一匹づつがせっせと励んでいます。 このあと巣が大きくなるに比例してハチの数が増え大所帯になる頃に ちょうど秋の終りを迎えるという実に絶妙のタイミングです。誰に教わった ものか識りませんが、自然に生きるものの不思議さ凄さを改めて感じています) 08年6月7日(土) バーチャルの世界に立つ我凛々しくて病床に見る夢よ覚めるな 立つどころか身動きさえも自分では出来なくなった今でも、健常に いた頃と同じような夢を見ます。いつも不思議に思ってはいますが、 頭の何処かにALSを認めていない部分があるのかも知れません) 08年6月6日(金) 夏日いじょう真夏日みまんに吹く風の心地よきかな梅雨の休みに 最高気温は27.9℃と、25度の夏日を越えても真夏日の30度には到達しないという なかで吹く風は、湿度が低かったことも手伝って大変心地よいものでした) 08年6月5日(木) どっぷりと梅雨に浸かりてまだ四日止み間なく降る雨に疲れし 梅雨寒状態で暗〜く沈んでいます。たった4日でこれですから、今後が思い遣られます) 08年6月4日(水) 整理とふ作業は遅々とし捗らず<思い出>捨てる勇気のなくて この歌はそんな大袈裟なものではなく、普段の生活で溜まった物の整理を始めた事から 詠んだものです。私に限らずきっと皆さんも同じ思いをなさっていることでしょう) 08年6月3日(火) この道は幾たび来し道手ごたえの無き福祉課へ続く道なり 役所とはこちら都合では動かぬもの通い続けてやっと緒に就く 福祉制度を生き抜く糧にと療養の援助を頼む情けなき吾は とお願いしていましたが、何度行っても話は聴いてくれるんですが返事は無し 状態で、その度に落胆感を味わっていました。お役所の事に疎く、どのようにすれば、 が分からないままに2年が過ぎてしまいましたが、この度ALS協会関係者の計らいで、 区会議員を介して福祉課の上層部の方に陳情する席を設けて頂きました。今週中には 「結論」が出て給付に繋がるんじゃあないかと期待して待っているところですが・・・・・) 08年6月2日(月) 唐突に梅雨入り宣言聞きし宵は垂れ込む雲の重々しくて こんなに早く関東地方も入ろうとは想いもしませんでした。 (平年より6日、去年よりは20日も早い梅雨入りです) 台風5号の影響でどんよりとした一日でしたが、夜に入って雨が時折 パラついたりしています、明日は本格的な雨になって気温も下がるとか、 昨日が皐月晴れ?の好天気だっただけにキツネに摘ままれたような気分です) 08年6月1日(日) あした着る衣装にうつつを抜かしゐる妻はお歌の稽古をよそに と言いましても沢山有る中から選ぶ分けではなく、アレコレを組み合わせてなんとかそれ らしいものにしているようです。女心のなんといじらしいこと、幾つになっても、のようですね) 08年5月31日(土) カルガモの巣立ちは過酷よ行列から抜け落つこととニュースに観たり すっかりお馴染みですが、それこそ山あり谷ありで彼らにとっては命懸けの 巣立ち(巣離れ)となるようです。勿論、大部分の雛は逸れることなくついて いって安全な場所で親に護られながら成長するんですが、中には迷子という 巣立ちを余儀なくしちゃった、ちょいとトンマな子もいるようですね) 08年5月30日(金) 流れゆく路面を睨み小半時介護タクシーは窮屈なりし 車椅子ごと乗り込みて運ばるるバタン!ドタン!と上下に揺れつつ 街景色を観ること叶はぬ介護タクシーに揺られてをりぬ着くは今かと 出来ない程嫌なことはありません。今日の介護タクシーがそうでしたが、見えるのは 前を行く車のお尻と、流れてゆく路面だけ、足一つ伸ばせない状態でのドライブは楽しく ありませんが、生活をしていく上では欠かすことの出来ないものだけに悩ましいことです) 08年5月29日(木) 池の面におたまじゃくしが大口を開けては潜るを厭きもせず見る 池に放しましたが、呼吸をするんでしょう上がってきて大口を開けては潜ってを 繰り返しています。こんなことを繰り返しながら成長して、やがては蛙に変身す るんでしょうが、いったい何様蛙になるのか?と、妻は戦戦恐恐の心地にいます) 08年5月28日(水) わか緑のいろどる森に野鳥らのおのおの色のさえずりを聴く ものなら葉裏の微妙な違いを見せてくれたりして実に美しいものです。 今日行った光が丘公園で観た様子ですが、 あちらこちらから聞こえてくる野鳥たちの囀りもこれまた色々で楽しいものでした) 08年5月27日(火) あり余る時間を見つむ臥せをればけふもきのふも影絵見るごと 08年5月26日(月) 真っ白にさ緑散らす豆飯は初夏(はつなつ)色を召されとばかり 目にも鮮やかなさ緑が食欲をそそりますが、初夏なればこそと美味しく戴きました) 08年5月25日(日) 五月場所千秋楽の目出度きや助っ人力士の輝きて幕 ブルガリアとモンゴル出身の関取に苦杯を舐める大和男(おのこ)は また一人角番大関誕生す!八勝七敗の二大関を尻目に 屋台骨を背負う存在となりました。優勝は14勝1敗の大関琴欧州、続いて両横綱の 11勝でしたが、国産大関の成績は、琴光喜、魁皇が共に8勝7敗とやっとの勝ち越し、 千代大海に至っては5勝10敗とまたまたの角番です。なんとも情けない状況ですが 直ぐに出世を見込めそうなのは外国人を除くと、小結の稀勢の里ぐらいでしょうか? 当分このような状況が続くんでしょうが、観る気力さへ萎えてしまいそうです) 千秋楽結びの一番は、優勝を逃したとはいえ両横綱の勝負ですから固唾を呑んで 観ていましたが、相撲はあっけなく、白鵬が土俵中央に両手を着いて勝負あった!。 で終りの筈ですが、なんと、勝った朝青龍が四つん這いの白鵬の背中に手をかけて 駄目を押したものですから大変!、両横綱が土俵の中央で睨み合うという前代未聞の <しょっきり>紛いのショーが繰り広げられました。駄目押しが癖になってる朝青龍ですが、 四つん這いになった相手に駄目を押すなんざぁ正気の沙汰ではありません。 横綱審議委員会の見解を聴きたいものです) 08年5月24日(土) 薫風が連れこし雨にふふまれし微かな梅雨の匂ひを憂ふ 薫風香る5月もあと一週間、 鬱陶しい梅雨前線が,今奄美辺りにあって北上の機会を待っているようです) 08年5月23日(金) 薫風のわたるさ庭に咲きみつる皐月は五月の青空の下 08年5月22日(木) あらがえぬ病に呑まれ十年をたゆとう我は一本の葦 08年5月21日(水) すくと起つうすむらさきは雨粒をふふみて妖しクレマチス花 08年5月20日(火) われはゆく車椅子にて並木路をヘルパーさんのリズムに乗りて それを動かしてくれるのは妻だったりヘルパーさんだったりですが、 歩くスピードは押す人次第。この時は比較的大柄な女性ヘルパーさんの、 心地好い歩行リズムに身を任せていました) 08年5月19日(月) 鏡見るわれを睨みし爺さんに見覚えありて視線を逸らす 自分の顔を見るなんて照れくさいものです。) 08年5月18日(日) 楚々ならず大はしゃぎしつつOB会へ出かける妻を案じ見送る していたようですが、数日前から着る物が無いと大騒ぎ。女性はほんとうに大変ですね。 呆れるばかりですが、今朝は早くから起きだしておおはしゃぎ、ハイテンションのままに 出かけて行きましたので、大丈夫かいな、と要らぬ心配までしてしまいました。 帰って来た時の、ただいま〜のあとはニッコニコの疲れた〜!でしたが。 そうでしょうとも、あんなにはしゃいじゃあ疲れましょうよ。でしょうが、 あしたの朝までは私のケアが待ってることをお忘れなきよう、お願いしますよ!) ただいま〜と帰りこし妻はけふひと日をニコニコ顔で疲れました!と 08年5月17日(土) インタビューに応える人らは値上げラッシュの怒りを笑顔にのせて語りぬ 庶民の台所を直撃しています。怒り心頭の筈ですが、テレビニュースのインタビューに 応える老若男女は、不思議なことに皆さんが笑顔です。カメラを向けられた 照れからでる笑顔でしょうが、発する言葉は諦めにも似たもので、 自己防衛の手段を語る人さへいました) 08年5月16日(金) 万物の春は闌(た)けりて臥すわれはけふあることに感謝をなさん 進行悪化しつづけるALSとの療養生活でありながら、 不思議なことに、得も言われぬ幸福感につつまれます) 08年5月15日(木) 草も樹も花も女性も日の光(かげ)も風も薫りぬ五月快晴 一週間ぶりの青空は気分さえも軽くしてくれました。 街をゆく女性の服装も一段と軽やかになって、目を楽しませてくれています) 08年5月14日(水) 朝一番げっぷの出でてようやくに 飲みし清水五体に充ちぬ 健常であった頃からの習慣ですが、何時の頃からか飲み終わった後のゲップが 出難くなってきました。ALSの進行によるものかとも思いますが、スムースに出て くれた時の何と気持ちのいいこと。水が体の隅々まで行き渡って、今日の一日を 爽やかに過ごせることを約束してくれたような気分にさせてくれます) 08年5月13日(火) 天災は忘れることを許さじやハリケーンまた大地震(おおなゐ)無惨! 5月2日から3日にかけての強大サイクロンは、ミャンマーへ死者が10万にも及ぶ らしい甚大な被害をもたらしました。そして昨日は、中国でマグニチュード7.8もの 巨大地震が四川省を襲いました。とても忘れるどころじゃありません。前者は死者、 行方不明者を含めて6万人、後者は今日現在1万2千と発表してますが、被害の状況が 明らかになるのに併行して死者数が増えてますので、今後の成り行きが気がかりです 08年5月12日(月) ヘルパーは<囁き声>で吾を起こす眠りを貪る妻を気遣い 多いときは5.6回も起こしますので、万年寝不足状態にいます。12時半にヘルパー さんが帰った後、残務整理や戸締りを終えて眠るのは早くて1時半、寝付いたと思ったら すぐ起こされて、の繰り返しでは休む間が無いのは当たり前で、時々癇癪をおこしたり してくれますが、この事を承知してくれてるヘルパーさんが、私を起こす時の声にも 気をつかって、妻の眠りの邪魔をしないように配慮してくれています。 囁き声の使い道にも、色々とあるようでして) 08年5月11日(日) 歯にサクリ!喉に春の香惜しみつつ今年最後の筍を食む 当にその通りで皮付きの生の竹の子を戴けるのはほんの2.3週間。 真空パックや缶詰にされた物が一年中出回ってはいますが、いわゆる旬の味では ありませんね。文字通りに、竹の子は旬に戴いてこそその味を楽しめるものと 思います。今日は、冷蔵庫にとって置きの最後の一本を煮付けて、 来春迄のお別れとばかりに噛み締めて戴きました) 08年5月10日(土) <排泄>と云へども「介護」の一環であれば果たさん中空睨み (人間、日頃の生活において欠かせないのが排泄、食べなければ出ない、 と言うような分けにはいかず最小限度の物は口にしてますので、当然排泄と相成ります。 生活の全てをひと様の手に委ねているわけですから、この作業もプランニングされた時間 内にヘルパーさんの手で運ばれ用を足します。具体的には、8:50分にポータブルトイレ に座ることから始まり、清拭、髭剃り、洗髪、着替えの全てを10:00までに終えなければ なりませんので、ヘルパーさんは勿論、私自身もこれで結構大変です) 08年5月9日(金) そぞろゆく吾を追い抜きしウォーキング氏の汗に覚ゆるメタボの怖さ 荒い息を吐きながら車椅子の私を追い抜いて行きました。失礼ながら、スマートなど とはおよそかけ離れた体躯の持ち主で、あれを落とすのはさぞ大変なことだろうなぁと、 見えなくなるまで見送ってしまいいました) 08年5月8日(木) 引継ぎて主治医となりくれし医師の眼に病む身を託せる<力>を見たり ことになった准教授の初の診察を受けてきました。噂には聞いていましたが、 ALSに対する取り組み方をとうとうと語ってくれる眼は真剣そのもので、 これからの療養生活を診て戴くには充分過ぎるほどの先生と、 軽やかな気分で帰途につきました) 08年5月7日(水) コンダクター気取りで歩きまた止まる蛙の合唱耳に楽しも 早苗を植え終わった水張田の夜は、蛙の大合唱が聞かれる ようになります。そんな畦道へ、一歩踏み込むと同時に蛙の声は ピタッ!と止み、立ち止まればまた鳴き出しての繰り返し。田舎での 少年時代にコンダクターなるものを知るはずはありませんが) 08年5月6日(火) ゆうるりと時の過ぎゆくゴールデンウィークを臥せて過ごせしけふも テレビでは、故郷でのお別れ風景や、外国から帰着した人々のニコニコ顔を紹介し、 明日からの仕事に復帰する覚悟を訊き出したりしています。この間の私といったら、 訪問客が珍しく無かったり、看護婦さんがお休みだったり、体調を崩したの も手伝っていつになくのんべんだらりとした一週間を過ごしました。) (尚、此処にある 「臥せて」 は、病気で動けない状態を言っています) 08年5月5日(月) 抜きん出(づ)る徒長枝一本に手をかくる勇気のなくて日がな一日 08年5月4日(日) 天婦羅かはたまた精進揚げなのかとにかく美味い春の草の芽 味に変わりがある筈はありません。この度も、戴いたウド、タラノメ、を天麩羅、 酢味噌にして食べましたがたいへん結構なお味でございました) 08年5月3日(土) まるまるネ!まるまるですヨ!と念押されつつ介護を受くるけふの憂鬱 「お薬服みましょうネ、大きな粒が一つ入りますヨ!」 ALSの患者にとってこれほどの屈辱はありません) 在宅で生活してる私相手に使ってくれる、夜間専門の男性ヘルパーさん。 女性ヘルパーさんでこのような事を口にする方は皆無ですので不思議です。 「排泄介助をします」なんて言わなくったって「オシッコをしましょう」でいいじゃないですか、 歯磨きは口腔ケアですからね、何をされるのか、と身構えてしまいます) 否定なさって始末をしないままに帰ってしまいました。 その後ですか?、 臨時のヘルパーさんを頼んで処置をしてもらいましたが、 彼女にはその後辞めて貰った事は言うまでもありません) 08年5月2日(金) 蝶がきて卵を産みつけ蜂がきて巣作りに励む狭庭の平和よ 鳥たちが、巣作りや抱卵に夢中なのでしょう殆ど来ませんので、平和そのものです) 08年5月1日(木) 値下がりしガソリン腹いっぱいに呑みこみてアクセルを踏む口笛吹きつつ 参院で審議が行われないまま07年度末の期限切れを迎えました。これにより、揮発 油税・地方道路税・軽油引取税・自動車重量税の暫定税率は同日で失効、直ちに 市中に出回るガソリンの価格が1リットル当り25円程の値下がりになったようです) 値上がりしガソリン尻目に速度計を睨みアクセルをそお〜と踏みぬ 暫定税率が復活したことで、一気に30円もの値上げになっているようです。 お陰でガソリンスタンドはガラガラ、昨日の10分の一です、と嘆く店もあったとか) 08年4月30日(水) そう言えばチューリップらも黒鳥も首が長いね春の狂態 またまたの何故、如何してですが、変な国になりましたねぇ〜、 嘆かわしい限りですが、日本の行く末が、少々どころか大いに心配です) 08年4月29日(火) ランドセルを背中に馴染ませ道草を食いつつ行くは孫に似る女児 植え込みの中を通る道を、アチコチに引っ掛かりながら歩いてゆきます。 一人の児が3年生の孫に姿格好が似てて、赤いランドセルが背中にピッタリ 妻と似てるねぇ!などといいながら後になり先になりしてしばしを楽しみました) 08年4月28日(月) 山峡の清流眼下に青空を背に群れ泳ぐ鯉のぼり おお! ![]() ないかと思うほどですが、山から山へ清流を跨ぐようにロープを張って沢山 の鯉のぼりを泳がせています。但し、風が無い時は悲惨で、まるでメザシ、 ホホザシの行列状態でおよそ勇壮などと言えるものではありません) 山峡の清流足下に青空のもとにぶら下がる鯉のぼり ああ! ![]() 08年4月27日(日) 囀りの消えて狭庭にひとつだにスズメのなくて春の長けゆく 殆ど来なくなりました。きっと今頃は、巣作りか抱卵に入っていることと思いますが、 その内に各々が、可愛いヒヨコを連れて来ることと楽しみにしているところです) 08年4月26日(土) 紅い旗赤いランナーに護られて<聖火>は走る新緑の異国を (ナショナリズム運動の道具に利用されているようで、違和感をもってテレビ中継を観ました。 美しい長野の自然、沿道が、紅色に染められた中を、物々しい警備陣に護られた<聖火>が 妨害行為をくぐり抜けるように走り継ぎました。浅緑に彩られた美しい日本を世界中に見て 頂ける絶好の機会でしたのに・・・。いったい、平和の祭典オリンピックとは何なんでしょうか) (この歌の異国とは、中国ではない!と言うことです。言うまでもありませんが、 聖火は平和のシンボルとされるもので、決してオリンピック開催国の物ではないはずです。 なのに、本日の長野では、沿道を中国の国旗で埋め尽くされた中をオズオズという感じで リレーされました。これ以上は言わずもがなですが、将来、東京オリンピックが再度開催 された際に、中国の沿道を日の丸で埋め尽くすようなことは、決してしない!と私は信じて います。その国の治安はその国自らが護る、が大原則で、長野では中国の防衛隊員は 2名しか参加していません。その上で、中国国旗だけではなく、五輪旗や世界各国の旗で 応援していたら、世界の中国を見る目はきっと友好的なものに変っていたものと思います。 それにしても、 中国の在日大使館が留学生に動員をかけ国旗を渡していたとは、なんともはや!) 08年4月25日(金) 朝に夕に励みし草取りを笑ふごとペンペン草の風にそよぎぬ いつのまにこんなに伸びたの!もうッ! 抜いてきたのを見ますにバチ形の実まで着けています。 たったこれっぽちの、それも全てが鉢植えですのにこの始末です。 野に在るわけでもないのにこの生命力、雑草と呼ばれる連中に天敵はいないんでしょうか?) 08年4月24日(木) 金魚藻は春の陽うけて粛々と酸素を作りてメダカ遊ばしむ 日の光が当り出して暫くすると酸素?の粒を放出し始め、 やがて藻の根方から一列棒状になって水面へと昇っては消えていきます。 光合成でしょうか?、お陰でちっちゃなグラスの中でもメダカが生活できています) 08年4月23日(水) 朧なる月光背にうけ確かなる踏み跡辿る不治ALS(なんびょう)を身体(み)に 私の病「ALS」の、いまだ未開発の治療技術のことで、光明どころか、 月の、それも朧な光程度しか当らないような現状を表しています。 確かなる踏み跡 は 数多い先輩患者さんが、為す術も無く日々進行悪化をしてゆくままに身をまかせ、 遂には悔し涙を流しながら亡くなっていった、であろう事を踏み跡としました。) まだまだ続くであろう闘病の日々は、これからも何らかの形で遺していきたいものと思います) 08年4月22日(火) 九十二歳の母を「若い」と誉めし人の母堂は老人ホームに恍惚と御座す 老人ホームで生活なさっているというその方のお母さんは、 痴呆症で、娘であることをほぼ忘れてらっしゃるとか・・・) 08年4月21日(月) <グローブ>は吾とヘルパーを隔つるなり仲取り持つは介護とふ仕事 女性ヘルパーさんでこれを着用される方は皆無ですが、何故か男性ヘルパーさんの中には 使う方がいます。たかがグローブされどグローブですが、何故!男性ヘルパーさんだけが、 と悩む?ところですが、最初に体験した男性ヘルパーさんが、シェーバーでの髭剃り時に 左手を顔に添えずにやってたことを思うと肌に素手で触れる事が嫌なんでしょうか) タオル一本さえ持ってこない人が過去に5人いました) 序に煙草臭い指を口に入れてくれた人も二人いました) 08年4月20日(日) 芽吹きにはそぼ降るこの雨が糧なれど三日つづきて気さへ萎えたり 今日も今にも降り出しそうな雲行きで、もう うんざりって感じです。 が、4週連続で雨に祟られた月曜の明日は、 晴れて18度、春らしい天気になるとの予報が出ました) 08年4月19日(土) 曇りのち晴れて南の風強く牡丹桜の花びらの降る 舞い上がっているんでしょう、4階の我が家の庭にも降ってきています。 多分、ビル風が手伝ってのことと思いますが、我が家の上空で風が 落ちることで、舞うんじゃあなく真っ直ぐに降るように落ちてくるものと思います。 この春はソメイヨシノでもありましたが、こちらは、舞いながら、がぴったりでした) 08年4月18日(金) 目に涙湛え訴うる新知事はん、大阪府ちゅうを どないすんねん! 放漫財政によって出来た膨大な借金の後始末の為の荒療治でしょうが、良いか 悪いかは別にして、府民以外の第三者の目から見ていると痛快でさえあります。 若さも手伝ってしがらみが無いぶん思い切った事が出来るんでしょうが、その分 反発も大きくて大変なことだろうとは思います。府民を代表する長の声だけでなく、 直接府民の生の声を聞いてみたいものです) (「ちゅう」は「なんちゅうこっちゃ」のちゅうで、ここでは「という」の意味です) 08年4月17日(木) 石神井川は葉桜映し静もれり水面を睨み不動の白鷺 花時には沢山のお花見客で溢れるほどの騒ぎになります。葉桜になった今は川面 に向かって伸びた枝々の新緑が目を癒してくれていますが、静けさを取り戻した川に、 早速白鷺がやってきて佇んでいる様子は一幅の絵を想わせる風景です) 08年4月16日(水) 春なれば花咲き満つも夏未満 ほほをなでゆく風の冷たく さくら前線は東北北部辺りまで到達して賑やかですが、関東以西ではソメイヨシノの後を継いで 豪華さを競う八重桜が咲き誇っているようです。折りしも今日は、多種多様の八重桜を誇る 大阪造幣局の「通り抜け」の様子が報道されました。勿論、桜だけではありません、ナノハナに 始まった春も、梅、コブシ、モクレン、桃、芝桜、チューリップ等々と咲き継いで豪華絢爛ですが、 不思議なことに、気温の割りには頬を撫でてゆく風を冷たいと感じる今日この頃です) 08年4月15日(火) 芽吹きの季(とき)来たるを待ちてカラスらはイチョウ大樹に巣作りを始む それに合わせるかのように、二羽のカラスが目の前の公孫樹に巣作りを始めました。 日ごとに枝を伸ばし葉を茂らせていくのを先刻ご承知で、出来上がる頃には 鷹や人の目には触れなくなるだろうことを計算してるようなタイミングです。 ところがどっこい!人間様はその上を行くことをご存じない!ようやくに 骨組みが出来た辺りの未だ剥きだしのものを、無情にも人間様の手に よって「撤去」されてしまいました。 果たしてこれで諦めるか?、は、それこそカラスの勝手でしょうが) 08年4月14日(月) 孫娘の遠くにあれば向かひに座す幼のしぐさにとらはるしばし よそさまのお子さんを見ては目を細めています) 08年4月13日(日) ほっとする間もなし桜の華やぎが陸奥あたりに賑々しくて 何時咲く?から始まった喧騒曲が、散り敷いて葉桜になんなんとするところで 終焉となりますが、ほっ!としたのも束の間アチコチから咲いた!さいた! サイタ!の声が聞こえてきて、高揚するものを覚えたりしています) 08年4月12日(土) 若者ら寝そべる傾(なだ)りに若草の萌えたつ光が丘公園 桜の古木が等間隔に満開の花をつけて誇らしげでした。芝生には、これも 等間隔に男女の若者が数組身を寄せ合うように春の淡い陽を浴びていましたが、 桜がほんのりピンク色だったのはそのせいだったのかもしれません) (4月4日・詠) 08年4月11日(金) ハッピーバースディと笑みをたたへて一本の紅薔薇くるる女(ひと)の眩しき 70歳になる今日を覚えていてくれたんですねぇ・・・。 実は、いつもお世話になってるヘルパーさんで、呆れるほど?の気遣いを してくれる方で、有難う!を何回かえしても足りないほどの人です) 08年4月10日(木) 「新」の付く人々輝く春に吾は後期高齢者と呼ばれ暗澹 年齢的(70歳)には無資格にも拘らずこの4月から「後期高齢者医療保険」に 入れられて、妻とは別に保険料を徴収される事になりました。なんでも、 ALSによる障害者が故とのことですが、この先どうなってゆくのか、 の明確な説明を得られないままですので、暗〜い地下へ引き摺り 込まれるような嫌〜な気分の今日この頃です) 08年4月9日(水) <削除>のたび積み上げ<ごみ>を溜めこみて吾のパソコンはいよよ重たし 大掃除をして整理整頓をすれば快復することは承知してますが、このところ ヤボ用が多くって、パソコンの前に座る纏まった時間がとれずに今に至っています) 08年4月8日(火) 二十五坪の五分の一をテリトリーに暮らし月並に病院へ行く 置いて、ほぼ此処で一日を暮らしていますが、 洗面所と食卓と、リビングの一部も来客時と入浴時に使っています。 庭は残念ながら段差があって出られませんので、日光浴は窓際です) (月並=毎月。月ごと。また、毎月決まって行うこと) 08年4月7日(月) 無惨にも焼け落ちし湯宿の映像に疲れ流しし昔日甦(かへ)る 6日未明の火事によって焼け落ちた!と報じました。 草津温泉には何度も行ってますが、湯畑の直ぐ側に在る「十二屋旅館」にも、 若かりし頃の遠〜い昔に、泊ったような、泊らなかったような? 硫黄泉の臭いだけは強烈に覚えていますが) 08年4月6日(日) 和むとは見えて和まぬ。身の裡にもやもやするもの常に棲みゐて などと言われますが、修行の足りない私は、のんびりしてるようでその実、 腹の中、頭の中はもやもや、もやもやした状態が未だに続いています。 果たして、ドリス・デイの歌のように、ケ・セラ・セラと暮らせるように なれるかどうか?は、矢張り私自身に課せられた「修行」ではないか、 と考える今日この頃です) 08年4月5日(土) マチュピチュをテレビに観る度想ふこと何故如何(なぜいか)にして如何にして何故 どうしてあんな処に都市を築いたんでしょうか?水は?食料は?交通は?と 考えると、それこそ夜も眠れなくなります、実に不思議ですね) 08年4月4日(金) 不可能を可能にせんと「不」をバックスペースキーにて楽々<削除>す 出来ない(不)を消せば出来るになる。こんな簡単な事で 不可能が可能に転じるなんて事は、実生活ではありっこないん ですが、でも、出来たらいいな!な〜んて真面目に悩んだりして) 08年4月3日(木) 春雨よ!と妻は庭木に話しかけ水を撒きつつ虹さへ描けり ご本人さんは気が付かなかったようですが、儚い儚い手作りの虹でした) 08年4月2日(水) スズメらは梢を渡り桜花(はな)を摘み水面に落として花筏(いかだ)を作る 満開の桜の下に花毛氈敷き詰めスズメらは春を謳ひぬ 咲き誇る桜花摘みては蜜壺を嘴(くち)にすスズメらはお喋りよそに 蜜を吸ふただそれだけに雀らは桜花を落とすクルクルクルと ![]() 愛知一宮在住のゆう子さん撮影・提供 桜の花の蜜壺部分を千切って中の蜜を吸いとっては捨てていますが、高い梢から落ちて 来る様子は、蜜壺を下にしてクルクルと回りながらですから、散るのとはまた違った趣が あります。この事を私が初めて目にしたのは15年ほど前でした、私の店の前の桜から前 記のように花が落ちてくるのを見上げてみてそれと知りました。それ以前はヒヨドリがピー ピーいいながらやってましたので、それを見たスズメが真似をしたんじゃあないかと思いま すが、これは私の想像です。ただ年を追うごとにその量が増えて、今では我が家付近の桜 並木の下は白い碁石をばら撒いたような状態になっています。皆さんに訊いてみましても、 どこでも見ますけど、あれスズメがやってるんですか?と驚かれる人が大部分です。何しろ 不思議なことに声をたてずに静かにやってますのでスズメに気が付く人は少ないようですね) 08年4月1日(火) ALS(エイエルエス)治療に列なす人々の喜ぶ声聞く<四月一日> 生真面目?な日本人の間では遊び程度にしか普及していないようです。 確かに、まんまと担がれても腹の一つも立てずに笑って流すなんてこと、私には とうてい出来っこありませんが、欧米では政治家までもが秘策を立てて 楽しんでいるようですね。この歌のような事が、現実となる日は?・・・) 08年3月31日(月) 満開の桜が気になる花冷えに花をも散らさんこのむら雨に 昼を下がった頃から完全に止んで急速に晴れ、青空から陽さへ射してきました。 この分だと、心配した満開の桜は傷まずにいてくれることとは思いますが、 明日は強風が吹くとの予報も出て、花散らしにならなければと心配な事です) 08年3月30日(日) 生(い)きつつも活(い)くるにあらずと自らは動けぬ肉体(からだ)の時には疎まし (活は生活の活で、活気、活動、活躍となり、残念ながら今の私には無いものです) 08年3月29日(土) 乱れ咲く花の妖しき春宵にいづれがコブシか白モクレンか 咲き姿も同じように乱れ咲く、という表現がぴったりのように思われます) 08年3月28日(金) 春の日に<狂気>と括れぬ若者の<命>育む日本を憂ふ いったい何がこのような事に奔らせるんでしょうか?殺められた人と殺めた人、 同じ命でありながら、と思うと遣り切れないものを禁じえませんが、今の日本には、 このような事をしでかす人間を育てる土壌があるとすれば忌々しきことです。 昔は、狂気の沙汰、で片付けていたんでしょうが、どうもそれとは違うような気がしてなりません) いかなごの釘煮届きて今年も知る瀬戸の春また友の息災 沢山の「釘煮」を友人、知人に贈ってるようですが、 瀬戸内にも春が来て、大量の「いかなご」が市中に出回るようになると、 あちらこちらのお家から醤油と砂糖を煮詰めるいい香りが漂いだして 街中を蓋うようになるようです。春の風物詩、と言われてるようですが、 彼女は電話で、今年も炊くことが出来たん!と神戸弁?で元気そうでした。) 08年3月26日(水) 我もまたドラマに倣ひ<ありがとう!>と一言遺して逝きたきものよ テレビドラマによくあるシーンですが、そんなに旨くいくもんか!と 言いつつも、肖(あやか)りたいと思うのは私だけでしょうか) 08年3月25日(火) 春分に降る雨冷たくひもすがら桜の蕾に想ひ遣りつつ 咲き初めし桜の下をそぞろゆく宴の季に想ひ馳せつつ 隣人は桜餅手に咲き初めし仙川通りの桜を語る (22日に開花宣言がなされた東京ですが、 不順な天候の影響で一気とはいかないようです) 08年3月24日(月) 木の芽にも寝坊決めこむ奴のゐて彼岸明けてもコシキブひとり 我が家のコシキブ(コムラサキ)は未だに芽を吹きません。 心配になって切って見ましたら、青々としててしっかりと生きているようです。 花期は夏ですので慌てる必要はないんでしょうが、ヤキモキさせてくれます) 08年3月23日(日) 「東京都練馬区中村北・・」にオヤ?目を留め又又殺人事件か! 近所で24歳の青年が他殺体で発見された事を知りました。 人が人を殺す!余程の事、と思いたいんですが、連日のように報じられる 事件にすっかり慣れてしまい、少々の事では驚かなくなってしまいました) 08年3月22日(土) ほっとして地下鉄ホームに佇むに風が電車を連れて入り来る ホームで電車を待っていると、先ず音が聞こえて来、次いで柔らかで 生温い風が吹いてきてだんだん強くなって電車本体が滑るように入ってきました。 昔、あの有名な谷川岳の下をくり貫いて造ったトンネルの、土合駅ホームで体験した風は、 地上に在る駅舎まで強風が吹き抜けてゆくという凄まじいものだった事を思い出して、 妻としばし思い出話に興じました。今の地下鉄はきっと、あのモンローのスカートを 捲くった映画のように、風の抜け穴を地上に作って逃がしているんでしょう) 08年3月21日(金) <君が代>に起った立たんと喧(かまびす)しオリンピックはもうすぐそこぞ 何れにしましても、オリンピックの表彰式で聴く君が代と、日の丸は実に誇らしいものですね。 その君が代の歌詞は平安時代に詠まれた和歌で、曲は明治時代に作られたもののようで、 今、聴いても実に荘厳ですね。日の丸は簡単明瞭、誰が見ても日本の旗ですね。 その日の丸を、スケートの真央ちゃんが昨日一番高い処へ揚げてくれました。 また、君が代を大会開催国のコーラスグループが歌ったのにも、少々感動です) 08年3月20日(木) 花梅の祭りの沙汰の遠退きて桜咲く日の予報が届く ニュースにも、話題にも登らなくなりました。が一方では、桜開花予報の3回目が 昨日気象庁より発表され、東京都心では23日には開花するとのことです。 今日の雨をタップリと吸い込んで、明日からの春日和に一気に開花することでしょう) 08年3月19日(水) 蕗、蕨、薇、筍、独活、土筆、蓬の春の幾巡(いくじゅん)を愛づ ふき、わらび、ぜんまい、たけのこ、うど、つくし、よもぎが春をはこんできたよ 春ですね、東京都心の桜は、23日に開花する、との3度目の発表がありました) 08年3月18日(火) 勝ち名乗り受けゐる力士を隅に置き溜席占む客を観察 (7日目の土俵で、前頭15枚目の境沢が同14枚目の垣添の右の張り手をまともに食って、 脳震盪を起こして後ろへ脚から崩れ落ち、怪我をして病院送りとなってしまいました。 予てから心配してた事が起こってしまいました。まともな相撲では勝てない力士ばかり とは云いませんが、横綱二人が常習的にやってるんですから何おか云わんや!です。 と言う訳で,このところ、少々白けてしまいましたが、テレビ放送で観ていますので、 勝負がついて勝ち名乗りを受ける力士を映す画面に、「溜り席」が大きく見えます。 昨日は、俳優の大村昆さんがいらっしてましたが、有名人や綺麗どころのお顔が時々 見られたりして、飽きさせないでくれます) 08年3月17日(月) ストーブを点けましょうかとヘルパーは二の腕凛々しく素足で立ちぬ こちらは寒くて重ね着をした上にストーブですからねぇ、 体温が低めに固定したせいか兎に角寒いんです) 08年3月16日(日) 思いっ切り照れております白いチョコ差し出すボクは六十九歳 今では春の風物詩とも云えそうですが、何時の頃からか義理チョコなる物が 横行?するようになったようです。とは言え私へのプレゼントは決して義理などではなく、 愛情いっぱいの甘〜いチョコレートであろうことは、食べてみると良〜くわかります。 (甘いのは当たり前だろ!って声がどっかから聞こえてきました!) 九割方を妻が、大好き!(チョコが)と食べてしまいますが、「お返し」を用意して くれるんですから駄目!とは云えません。今年は、ホワイトデーに因んで ホワイトチョコレートを差し上げました) 08年3月15日(土) 音もなく水面に波紋をおきやまぬ雨は梅花を濡らしてぬくし (温かい春の雨が、冬枯れの街を濡らしていました。 夜に入ってからは音を立てて降っていましたが、桜にとっては いいお湿りとなったことと思います。今日などは、19.5度にもなって、 蕾の背を押しているようです。あと10日もすれば華やぎの季が訪れそうですね) 08年3月14日(金) 断腸の思ひに廃業届出しされどほっとし税務署出で来 決算申告(しんこく)を済ませて覚ゆ「廃業」をお国に告げし事の寂しさ 納税もこれが最後と感慨を籠めて納めぬ春まだき日に 走馬灯見るがに辿る三十五年蕎麦を商ひ子を育てしを 35年の歴史?に終止符を打ち、これからは国民年金を糧としての生活となります。 ALSを発症した時点で、こうなるであろう事は充分覚悟をしましたが、「仕事」が 無くなることは勿論、「二八そば三芳野」が建物諸共消滅してしまったんですから、 何とも云えない寂寞感に苛まされています) 08年3月13日(木) 湯を沸かし汁(つゆ)を片手に我を呼ぶ「蕎麦よ!はやく!」と急かして妻は ここは、連れにゆくからパソコンを落として待つように、という指令です) 08年3月12日(水) 日照雨(そばへ)止み庭に立ち上(のぼ)る湯気揺れて春陽の中へ消えつつまばゆし ひとしきりの雨が降って止みました。ふと見ると、強い陽が射す庭のあちこちから 60センチほどの湯気が立ち上って揺れては消えていきます。掘り起こした黒土の 畑では何度も目にした光景ですが、人工芝の庭で見るのは初めてのことでした。 カメラウーマン(妻)不在で写真に撮れなかったのが残念でなりません) 08年3月11日(火) 春光の跳ねゐる甍に雀らは♪春が来たよ!と歌ひて止まず お隣の屋根が賑やかでした。そろそろ恋の季節を迎えようとしています) 08年3月10日(月) 訊かざればよかりしものを<嘘>である事を聞かされ怒りに震ふ 正直?に嘘である事を語ってくれました。聞かなけりゃよかった!は後の祭りです) 08年3月9日(日) 介護士の手は輝きて温きもの。などとは言へぬけふの憂鬱 その実、技術、取り組み方、気配り、等々に呆れる程のバラつきがあり、 男女差も加わって一筋縄で括ることは凡そ無理な世界です。 この度は、痴呆老人(ボケ)扱いされるという屈辱を味わう事となり、少々落ち込んでおります) 08年3月8日(土) 合格に酔う若者らは跳びはねて笑って泣いて叩き合いまで 若いっていいですね) 08年3月7日(金) 存えて知るは絶望ばかりなり遺伝子解明未だ為されず 治験薬試すにしてもその余り進行為しゐて無駄とは酷な 一斉に<ips細胞>開発を報じしあしたに病友(とも)の訃報聴く 今日もまた誤診であればと願いつつ萎えゆく首に保護具を巻きぬ 08年3月6日(木) 初蝶が花わたりをり春風の奏づる曲の音符のやうに パンジーなどを高く低くと舞うように渡る蝶を♪に見立ててみました) 08年3月5日(水) ひな壇に無表情顔が並びゐて三月三日に被告と呼ばる 書留!と聞いてハテナ?と手にすれば裁判所への出頭命令 身に覚え無き事なるも出頭をせずば「是認」にとつれない事を でっち上げ捏造されし事なるに提訴を受ける裁判所とは? 弁護士さんが「120%こちらが勝ちますよ!」と言われるような提訴を受けました。 それにしてもです、こんな事案を問題にする裁判所の常識を疑いたくなりました。 トホホ!状態がまだまだ続きます) 08年3月4日(火) 三月と言へど冷たき北風に揺るる梢に花芽の固し 08年3月3日(月) ぼそりとも口をききたくない日にも介助を頼む口だけは別 ALSの患者やってんのも楽じゃありません) 08年3月2日(日) ケイタイを手に手に俯く人々を乗せて電車は春日(はるひ)を行きぬ 勿論!通話をしてる方はいませんが優先席以外に掛けてらっしゃる方々です。 春の陽がサンサンと降り注いでいる中を奔ってますのに、それも高架をですのに。 勿体無い!は、たま〜にしか電車に乗らない私だけでした、でしょうね) 08年3月1日(土) 耳澄ますまでもなかりき 三月の声きく朝に春の音満つ 空は白く濁っていますが穏やかで、日の光は燦々でした。 弥生です、三月です、春です、ね!) 08年2月29日(金) 終焉の冬を尻目に吹く風の揺らすコートの軽やかさ佳し 今日などまるで桜が咲く頃を想わせるような陽気となって、 頬を撫ぜ行く風は心地よいとさえ思えるものでした。 街をゆく女性のコートが早速春物に変わったような・・・・・) 08年2月28日(木) 食べ物が、空気、年金、医療までが危ない!日本に生き抜かんとす 危うさは多岐に亘ってきているようです。この他に、福祉、介護、教育、ITときて、 それに因って引き起こされる人間関係の危うさは、信頼関係の崩壊を招き今に至っています。 「昔は良かった!」などとは決して口にしないで、今の世にしぶとく「生存」する術を身に付けて、 と考える今日この頃です) 08年2月27日(水) 少年期に友と作りし雪だるまが今も融けずに吾の中に在る 友と田んぼに作った大きな雪だるまの事、 不思議なほど鮮明に覚えています) 08年2月26日(火) 面倒を看らるる我と看る妻が同じ薬を服みつつ息災 (現実に私は、ALSを加えて三病ですが) 共に高血圧と消化器疾患をもっていますので、掛かっている病院が違うにもかかわらず 同じ薬を処方されています。看る側と看られる側、共にカリカリして血圧も上がりましょうし、 胃の調子だっておかしくなろうというものですが、お陰さんで私は、ALS発病直後に 大量吐血をした8度目の胃潰瘍を最後に、胃は嘘のように好調子を保っています) 08年2月25日(月) 日本海側には気の毒な大雪に感謝し仰ぐ東京の青空 幾山河越え来し青空冴え冴えと北風吹きぬく街を蓋ひぬ 雪を降らせることで消滅しますので、東京の空はいわゆる冬晴れとなります。 今日の空が当にそれで、越後の山々で磨かれた、とでも言いましょうか、 それはそれは美事な雲ひとつない青空が暮れるまで東京の街を蓋っていました) 08年2月24日(日) 咲き競ふことなきままに白梅はチラリホラリと春まだき日に 我が家の白梅も1月中旬から咲き始めましたのに、未だに蕾がありますし、 散ってしまった花柄も沢山目につくようになりました。 昨日の「春一番」が今日は冷たい北の風に変わって、またまた電車が 止まる程に暴れていますが、チラホラ程度しか散ってはいません) 08年2月23日(土) 吹き荒ぶ春一番の凄まじきスカート捲るは電車止めるは 何故にこれほどまでに荒れ狂ふ冬将軍を追ひ遣るだけに 都心で3時頃27.9mの瞬間風速を観測するほどの南風が吹き荒れ、 最高気温が17度と上がりましたので、春を呼び込む春一番と発表されました。 東北新幹線を含む北行きの電車が、軒並み運転休止になるほどの 大騒ぎを引き起こしてくれました) 08年2月22日(金) <見ず浄し>と訓(おし)えられしも中国産食品にひそむ「何か」に脅ゆ この度の中国産の餃子に代表する食品に入っていた物は、この諺が出来た当時 この世には無かった物で、およそ現代の科学技術を想定していないものだけに、 とても今の世にはそのまま通用するものではありません。 当たり前の話ですが、おおらかな時代に、他人を疑うことをよしとしなかった世の 中に生まれたであろう諺、今のこのギスギスし、人を見たら疑ってかかれ、的時代 には絶対生まれなかった諺でしょう。 でも!<見ず浄し>とは旨い事を言ったもので、見えない、ではなく、見る、見ない、を 自分の責任で判断して行動しろと言う事だと私は受け取っています) 08年2月21日(木) 後ずさる日の影淡く窓際に春の兆をそっと置きゆく 冬至の頃は、奥の壁に届き、這い登るほどでしたのに、今は三分の一がやっと、 それだけ太陽が高い位置を通るようになったと言う訳ですが、 春はもう、すぐそこまできていますね) 08年2月20日(水) 身もて知る、寒さの底に溜まりゐる光の温さに春は近しと 東京でも今冬は十分過ぎる程のもので、久し振りに「寒さ」を存分に体感しました。 そんな中でも、昨今の日差しは正直で「春」を教えてくれています。 昔から「光の春」などと云いますが、真冬のそれとは違うものを感じる頃となりました) 08年2月19日(火) 中年の男性ひとりが数万の足を止めたり <人身事故>とぞ とのテロップが流れました。人身事故イコール飛び込みと万人が認めるところですが、 相も替わらずの悲劇が繰り返され、一年間に3万超もの「命」を自らの手で消す社会とは 一体何なんでしょう?) 08年2月18日(月) 見果てぬと知るも夢見るジャンボクジ番号調べを為さずに仕舞ふ 当りっこない事は百も承知の、いや!だからこそでしょうが、有効期限いっぱいの一年もの間を、 当ってたら、当ったらどうしよう?と、ずっと夢を見てるんですから、3,000円は廉いもんです) 08年2月17日(日) 「偶然」と「在る筈の無い」事で成り立つテレビドラマを涙し観ている テレビドラマのなんと多い事か、呆れるばかりですが、流石に気が引けるんでしょう、 終わりに「事実ではありません」とか「フィクション」です、と断ったりしています。 所詮「作り話」である事を承知の上で涙を流したりして観てるんですから、どっちもどっちですが) 08年2月16日(土) お願いね!とヘルパーさんに吾を託し出掛ける妻の背に母を見る 妻でありながら、まるで自分の子供を扱うような言動が多くなってきましたので この歌になりました。が、甘えは絶対に許しませんし、私もその積りはありません) 08年2月15日(金) 氷の消えし池に群れ来て雀らは水を浴びたり春陽浴びたり 順序良くと言うわけにはいかないようですが、 争いながらも終えたのから陽の当たるところで羽づくろいをしています) 08年2月14日(木) 装ひてツンと澄ましてバレンタインチョコの訪ひ来し臥せゐし我を このチョコは元気の元です!力ですあしたの糧にと〇〇(まるまる)さんは チョコを手にする吾を妻はニコニコと<元気の元よね!私の元気の> 口にするバレンタインチョコの一粒にドラマが見えるほろ苦きそれが たかがチョコレートとは思へども今日だけは男ひとりを<愛>にて包む 「バレンタインチョコレート」の贈答祭り。ご多分に洩れず?、私の処へも3個が届きました。 それにしても、このチョコレートの美味しいこと、元気も出ようというものですが、 口の中にカスのようなものが残る怪しげな物で育った私にとっては、天にも昇る味です) 08年2月13日(水) 何をかせむこの冬晴れに。けふひと日仰ぎ見つづけさすがに飽きて 一方の太平洋側ではギンギンの冬晴れとなりますね。 今日の東京は、一日中真っ青で、北風に乗った千切れ雲がたま〜に飛んできた程度でした。 向こう一週間、このような気圧配置が続くようですので、空気の乾燥が心配ですね) 08年2月12日(火) 「時間が無いのでご免!」と生玉子割りこむ妻は腰を浮かせて 実は、本人さんは生玉子は苦手でこんな時でもちょっぴりしか口にしません) 08年2月11日(月) 北海に流氷群は縹渺たり赤や黄を着る旅人遊ばせ 流氷は、冬の便りというより、春が近づいた現象だそうですが、砕氷船ガリンコ号乗船等々、 種々の観光が楽しめる事もあって全国から沢山の観光客を集めていろようですね。) 08年2月10日(日) 闇を射す明かりの中を淡雪は舞ひつ踊りつ踊りつ舞ひつ ガラス戸をいっぱいに開け寒さを忘れてしばし見とれていました。 やっとこさ雪になったようなぼたん雪が闇から光の中を通って闇へと 消えてゆく、美しいものですね、止むまでの3時間に3cmほど積もりましたが 今朝の淡〜い冬の陽にアッという間に融けてしまいました) 08年2月9日(土) 臥せをれば朝一番に四百`i(よんひゃく)を食みて看護師に身柄を預く 臥せをればけふのひと日を恙なく暮らせるだけの千二百`i(せんにひゃく)を食む 四かける三が千二百`i(せんにひゃく)に納まらぬ筈よ今宵もビールを遣りぬ とのご指示を頂いていますので、それに近い数値になるよう心掛けてはいますが、 習慣とは怖いもので、主治医からOKを頂いてることをいい事に、ビールの 350ml一本をを精神安定剤のつもりで毎日飲み続けています。 お蔭かどうかは不明ですが、病友の皆さんがお遣いだという 睡眠導入剤のお世話にならずにスンナリと眠りに入ることができています) 08年2月8日(金) 盛岡へ嫁して十年帰省っ娘(こ)は東京の冬を温(あつ)いと伸びをす そんな盛岡の寒さに慣れた身体が、生まれ育った東京の冬を、 温いと感じるんですから面白いものです) 08年2月7日(木) 飛行船の俯瞰する東京の片隅にひとり見上げぬその航(ゆ)くさまを 最低でも12万6千円を払って90分の高見の見物を楽しむものですが、 人手を必要とする人は乗せてくれない、のがちょっと?ですね) 08年2月6日(水) 言ったでしょ!聞いてないよ!と今日もまた始まりましたおもろい夫婦 言ったのに言わぬと言い張り聞いたのに聞かぬと言い張る強情夫婦 言わぬのに言ったと言い張り聞かぬのに聞いたと言い張る険悪夫婦 老人性健忘症?を患っている我が夫婦は、近頃、発作の頻度が増えてきたようです) 08年2月5日(火) 病みをれば時間刻みのケアサービスを糧にし暮らすこれから先も 手によって成り立っていますが、その全てが曜日ごとに時間を区切って プランニングされています。24時間、365日を規則正しく過ごす ことで、未だに椅子に座って暮らせる幸せに感謝しています) 08年2月4日(月) ぽとぽとぽと ぽとぽとぽとぽと ぽとぽとぽと立春の陽に雪が融けゆく 立春の陽を受けて見る見る内に融けてしまいました。 いよいよの春ですが、当分は強い冬型が続くようです) 08年2月3日(日) 雪が降る。都会暮らしの人々への迷惑よそにしんしんしんと 最大で6pほどでした 日曜日のせいもありましょうが静かな一日でした。 夜のニュースで、56人もの方々が滑って転んで救急車で病院へ運ばれた! と伝えています。今晩の冷え込みにもよるんでしょうが、明朝が心配です、ご注意を) 08年2月2日(土) 駅前の本屋はひとり煌煌と明かりを点す二十五時半 都会では、夜型の生活を強いられる人々が困らないようにと、コンビニを筆頭に 様々な業種が日付が替わっても営業を続けています。 余計な事かも知れませんが、あれで商売になってるんでしょうか?) 08年2月1日(金) 咲き染めし梅のほのかに香りつつメジロら枝枝わたりゐるなり ![]() 梅が枝の微かに揺れてメジロらのわたりし花の香りてのどか 牛脂、ハチミツ、ミカンを啄ばんでは一日を暮らしていますが、 梅が咲きだしてからは、ひとつ一つを丁寧に啄ばんでいますが、 こんな小っちゃな花にも蜜が在るんですね、尤もlこちらは生ですからねぇ) 08年1月31日(木) 野鴨らは鳥種の区別もなく遊ぶカル、マ、コ、オナガ、ハシビロガモまで 餌を摂るのに先を争うぐらいで不思議なほど静かです。 かと言って、仲が好すぎて交雑種が産まれたという話も聞きません?) 08年1月30日(水) 先に乗る人らを見送りヨッコラショ!先客の視線に見守られつつ 揺れに身を委ねてしばし降りるよ!の声に目覚めし地下鉄車両に 後ろ向きハイ!降りますよご免なさい!車椅子です通してください! 乗り捨てし電車を見送りさてと向くエレベーターは満員なりし 08年1月29日(火) 歌に詠む事などなくて冬半ば青澄む空を見上ぐるばかり 08年1月28日(月) 名勝負!思はず声を掛けゐしが寂しさ残る吾はニッポン男子 思わず叫んだほどのいい相撲でしたが、モンゴル出身横綱二人の、優勝を 掛けた一番だけに、寂しい思いをしたのは私ひとりではないだろうと思います) 08年1月27日(日) 大関は昔クンロク今カドバン横綱二人の踏み台なりし 互助会と揶揄さる大関四人さん場所ごと積み上ぐ<かど番>記録を これが、今日千秋楽となった初場所の成績です。これで天下の大関と云えるんでしょうか? 実に不甲斐ないし情けない!、誰一人優勝戦線 |